忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング1位。驚異の24年! JFL時代を知る唯一の男
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は3月2日時点
1位:本間幸司 生年月日1977年4月27日 所属クラブ:水戸ホーリーホック 在籍年数:24年8ヶ月 堂々のJ2同一クラブ在籍年数ランキング1位に輝いたのは、水戸ホーリーホックのGK本間幸司だ。今季在籍25シーズン目になる本間は、水戸のクラブ史を語るには外すことのできない「水戸の生き証人」だ。 本間は水戸短期大学付属高校から1996年に浦和レッズに加入。しかし出場機会は得られず、1999年7月に水戸ホーリーホックに完全移籍となった。当時の水戸はJFLであり、本間はJ2加入以前の水戸を知る唯一の現役選手となっている。 ここから水戸での長い旅が始まる。移籍初年度に24試合に出場し、水戸がJ2に昇格した2000年シーズンからは背番号1を背負い、チームの守護神として長きにわたり水戸のゴールマウスを守り続けた。2016年までリーグ戦17シーズン連続出場を記録するなど、積み上げたリーグ戦出場試合数は576試合にも上る。これはJ2リーグのみでの出場試合数としては最多の数字である。 ただ、数々の記録を打ち立ててきた水戸のレジェンドも、直近4年間はリーグ戦2試合のみの出場と、セカンドキーパーの位置に甘んじている。しかし、これまでのプロ生活で培った経験は本物。本間はこれからもピッチ上やクラブハウス内で水戸を支え続けていくだろう。
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