【J1順位表】残り4試合 優勝可能性は4チーム 湘南&横浜FC勝利で残留争いはし烈
サッカー明治安田生命J1リーグ第30節の9試合が10月20日、21日に開催。今節を終えて優勝の可能性を残すのは首位神戸、2位横浜FM、3位浦和、4位名古屋の4チームに絞られています。首位神戸は鹿島に快勝し、2位横浜FMとの勝点差は4と優位な状況を保っています。一方残留争いでは、16位柏が敗れる一方、17位湘南と最下位横浜FCが勝利で肉薄。3チームの勝点差は3にまで縮まっています。 【画像】前節終了時のJ1順位表
川崎F4-2福岡(等々力陸上競技場)
◆得点者【川崎F】瀬川祐輔、小林悠、遠野大弥、宮代大聖【福岡】ドウグラス・グローリ、山岸祐也 後半終盤まで1-2でリードを許していた川崎Fでしたが、終了間際に猛攻。後半39分、ロングパスに抜け出した小林悠選手が完璧なトラップから同点ゴール。アディショナルタイムにはバフェティンビ・ゴミス選手の落としに遠野大弥選手が豪快に決めて逆転。さらにゴミス選手のクロスに宮代大聖選手が滑り込みダメ押しゴール。終了間際に3得点と攻撃力が爆発した川崎Fが劇的勝利を飾りました。好調だった福岡は5試合ぶりの敗戦となっています。
浦和2-0柏(埼玉スタジアム2〇〇2)
◆得点者【浦和】小泉佳穂、荻原拓也 浦和は0-0で迎えた後半にチャンス。後半8分、右サイドのダイレクトパスで崩し安居海渡選手がシュート、相手GKに防がれるも、こぼれ球を小泉佳穂選手が押し込み先制。さらにその4分後には中央突破からの攻撃、最後は小泉選手のラストパスに上がってきた荻原拓也選手が強烈シュートをネットに突き刺し追加点を奪いました。流れる攻撃から得点を奪った浦和が快勝。一方J1残留を争う柏は連勝とはなりませんでした。
新潟1-1鳥栖(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者【新潟】鈴木孝司【鳥栖】小野裕二 先手を取ったのは新潟。前半アディショナルタイムに相手選手のハンドでPKを獲得し、鈴木孝司選手が決めて先制。しかし鳥栖もすぐさま右サイドからのクロスに小野裕二選手が頭で合わせて同点。後半両チームともゴールに迫るも、決定機を生かせずドロー。勝ち点を分け合う結果となりました。