楽天・浅村栄斗が現状維持の年俸5億円でサイン 通算2000安打にあと36本&300本塁打にあと3本
楽天・浅村栄斗内野手(34)が22日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払い(推定)でサインした。 【写真】談笑する巨人・泉口友汰(左)と楽天・浅村栄斗 今季は143試合に出場し、打率・253、14本塁打、60打点。昨季26本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した主砲は、「本当にもがいて苦しんだ。いろいろ試して考えてやってきた中で、どれもなかなかうまくいかなかった」と語った。 楽天に移籍した2019年以降、打点が最も少なかった。「毎年100打点を目標にしている中で60打点で終わった。チャンスで打ったイメージもなく、何もしなかったといっても過言ではない」と悔やんだ。 中堅の辰己、小郷の活躍について「正直、ベテランがずっと引っ張っていくチームでは駄目。若手が飛躍してレギュラーをどんどん取っているシーズンは、今までなかった。個人的にめちゃくちゃうれしいし、もちろん負けないようにプレーしたい」と明かした。 来季17年目に向けて「打撃を見つめなおし、2024年があったからこそよかったと思えるようにしたい。このまま落ちていくのではなく、もう一回はい上がれるようにやり直したいと強く思っている」と前を見据えた。 大台の通算2000安打まであと36本、通算300本塁打にあと3本に迫った。「本当は今年達成したいと思って目標に掲げていた。一本ずつしっかり積み重ねて、早い段階で自分のことは終わらせられるようにやりたい」とチーム最優先を掲げた。