70歳の父に車の買い替えを検討しています。自動ブレーキのついた安全運転サポート車がよいのですが、100万円程度でも購入できますか?
先進安全技術でドライバーを支援する安全運転サポート車(セーフティ・サポートカー/サポカー)。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた! どのような車種があり、どれくらいの金額で購入できるのか気になることでしょう。そこで今回は安全運転サポート車の機能や代表的な車種について解説します。
安全運転サポート車とは?
安全運転サポート車(サポカー)とは、先進技術でドライバーの安全運転を支援してくれる車の総称です。各自動車メーカーは、ドライバーの安全を考慮し、さまざまな先進安全技術を開発しています。 ただし、サポカーに搭載されている技術は機能に限界があり、路面や気象条件によって作動しない可能性があります。機能に頼らず、日頃から安全運転を心がけましょう。ここでは、サポカーに搭載されている代表的な先進安全技術をご紹介します。 ■衝突被害軽減ブレーキ 衝突被害軽減ブレーキとは、車載のレーダーやカメラにより前方の車両や歩行者を検知して、衝突の可能性がある場合にドライバーに警告する技術です。衝突の可能性が高い場合は、自動でブレーキを作動させます。運転中の前方不注意や渋滞中の居眠り運転などによる追突事故を軽減できる可能性があります。 ■ペダル踏み間違い急発進抑制装置 ペダル踏み間違い急発進抑制装置とは、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、壁や車両に追突する事故を抑制する機能のことです。停止時や低速時に、車載のレーダー・カメラ・ソナーが前方もしくは後方に障害物を検知している状態で、アクセルを踏み込むことで作動し、急加速を防止するといわれています。 ■車線逸脱警報装置 車線逸脱警報装置とは、車を運転中に走行車線からはみ出しそうになった場合に、運転者に警報するシステムのことです。車線をはみ出すと、対向車に衝突したり、後方から走ってくる車の走行を邪魔したりする可能性があります。 車線逸脱装置は車線からはみ出すと警報で教えてくれますが、車線変更でウィンカーを出している場合は、警報装置は作動しないとされています。