大谷出馬効果あり?山本由伸の移籍最有力候補はドジャースとヤンキース…米報道…投手では史上最長の12年426億円契約の可能性も
オリックスからポスティングによるメジャー移籍を目指している山本由伸(25)の獲得に7球団が名乗りを上げているが、ドジャースとヤンキースが最有力候補としてあがっていることが15日、明らかになった。ニューヨークポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏がMLBネットワークの番組内で伝えたもの。ドジャースと10年7億ドル(約1015億円)で契約を果たした大谷翔平(29)が面談に出馬し、セールストークをしたことが明らかになっているが、その効果が表れたというわけか。また同記者は投手として史上最年長となる12年契約が提示される可能性があることを伝えた。契約金は3億ドル(約426億円)近くになると予想されている。 【画像】 「ノーバンに見えた!」…乃木坂46の向井葉月さんが西武戦の始球式で感涙した理由
7球団が争奪戦
やはり大谷の出馬が山本の心を動かしたのか。 MLBネットワークのヘイマン記者は、山本の争奪戦にドジャース、ヤンキース、メッツ、ジャイアンツ、レッドソックス、ブルージェイズ、フィリーズの7球団が参戦していることを明かした上で、「ドジャースとヤンキースが最有力候補となっているようだ」との情報を伝えた。 山本が、ドジャースとドジャースタジアムで面談を持ったのが12日。ドジャースは、ビジョンに背番号18のドジャースのユニホームを着て投げている合成映像を映し出して歓迎し、その面談では、まだ入団会見もしていない大谷を“切り札”として投入した。またフレディ・フリーマンという看板打者に、入団すればバッテリーを組む捕手のウィル・スミスも同席したという。大谷がそこで何を話したかは不明だが、世界一となったWBCでは、侍ジャパンのメンバーとして共にプレーをして、ディナーをお願いするなど、リスペクトしている大谷から、ドジャース入りを説得されれば、心が動かないわけがない。 ドジャースファンはSNSで「このメンバーが部屋にいたら、もうイエスというしかないでしょう」などと書き込んでいたが、ヘイマン記者が伝えたように、やはり山本の気持ちはドジャースに傾いたのか。 山本がまず最初に面談したのはメッツ。メッツは大物オーナーとして知られるスティーブ・コーエン氏が、わざわざ来日して、ディナー交渉の場を設けた。メッツで今季サイヤング賞候補にあがる活躍をした千賀滉大も、山本の入団をバックアップしている。続いてジャイアンツが10日に会談、11日にはヤンキースがオーナーのハル・スタインブレナー氏、9月9日にZOZOマリンでのロッテ戦で山本が達成したノーヒットノーランを目の前で見たブライアン・キャッシュマンGM、アーロン・ブーン監督、マット・ブレイク投手コーチら上級幹部が総出でロスにまで出向き交渉を行った。ヤンキースは山本獲得に備え、背番号「18」を今年1年空けたままにしてあり、一部報道によると、ヤンキースのレジェンドでGM特別アドバイザーの職にある松井秀喜氏の出馬も計画されているという。ヤンキースの誠意も山本の心に響いたのだろう。ヘイマン記者によると、ドジャースとヤンキースが最有力だが、残りの3球団とも山本は面談を行う予定だという。
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