【ロッテ】今季エスコン8戦目で初白星!藤原が逆転打 佐藤が先制3ラン含む4打点 田中晴がレイエスに被弾浴びるもプロ初勝利
■プロ野球 日本ハム 6-9 ロッテ(3日・エスコンフィールド) ロッテは日本ハムに勝利。試合は2回の表、7番・佐藤都志也(26)の第2号3ラン本塁打で先制に成功。しかし先発の田中晴也(20)が3回裏、5番・レイエス(28)に第5号の満塁本塁打を浴びるなど勝ち越しを許した。2点を追いかける6回表、またも7番・佐藤が適時打を放ち1点差に。さらに無死満塁の好機から9番・藤原恭大(24)が適時二塁打を放ち逆転に成功した。その後、8回表に1点を加えると3点リードで終盤を守り切り、田中晴はプロ初勝利をマークした。 前日の試合では髙部瑛斗(26)のソロ本塁打で先制。その後逆転を許し中盤にはソト(35)のソロ本塁打などで一時1点差に迫るも終盤に突き放され敗戦。この試合の先発・田中晴は前回登板となった6月1日、阪神戦(ZOZOマリンスタジアム)でプロ初先発、5回無失点の好投を披露した。 打線は1回、日本ハムの先発・細野晴希(22)に対し先頭の岡大海(32)は中飛、2番・藤岡裕大(30)が二飛と2死を奪われると3番・荻野貴司(38)も中飛に打ち取られ初回を無得点で終えた。 その裏、田中晴の立ち上がりは先頭の水谷瞬(23)を中飛、2番・石井一成(30)に四球を与えるも3番・清宮幸太郎(25)を遊飛に。2死を奪うと4番・郡司裕也(26)の打席で盗塁を試みた一塁走者の石井をキャッチャー佐藤が阻止。無失点に抑えた。 直後の2回表、1死から5番・角中勝也(37)、6番・中村奨吾(32)が連続四球で出塁すると続く7番・佐藤にライトスタンドに飛び込む3ラン本塁打が飛び出し先制に成功した。 しかし3回裏、この回の先頭、8番・五十幡亮汰(25)の打球をショートを守る友杉篤輝(23)が悪送球し出塁を許した。9番・伏見寅威(34)にも左安打で繋がれ、無死一、三塁と走者を背負うと迎えた1番・水谷にライトへの適時打を浴び1点を返された。さらに2死を奪ってから4番・郡司に四球を与えると2死満塁から5番・レイエスに左中間への本塁打が飛び出し勝ち越しを許した。 2点を追いかける展開となった6回表、日本ハムの2番手・マーフィー(29)に対し、無死走者無しから5番・角中が四球を選び出塁すると6番・中村奨が中安打で繋ぎ無死一、三塁に。迎えた7番・佐藤はライトへの適時打を放ち1点差に詰め寄った。さらに3番手・ザバラ(27)に対し8番・友杉が送りバントを成功、ザバラの失策により出塁すると無死満塁に。すると9番・藤原にレフトへの適時二塁打が飛び出し逆転に成功した。なおもチャンスで2番・藤岡の投ゴロの間に7ー5。3番・荻野のピッチャーへの適時内野安打で8ー5とリードを広げた。 直後の6回裏、2番手・廣畑敦也(26)が登板。1死走者無しから6番・上川畑大悟(27)に中安打を許すと廣畑の暴投の間に走者を進め1死三塁に。迎えた7番・万波中正(24)にライトへの適時打を浴び1点を返され8ー6となった。 2点リードで迎えた7回裏は3番手・澤村拓一(36)が無失点に。8回表、日本ハムの5番手・黒木優太(29)に対し、先頭の9番・藤原が四球で出塁、その後1死二塁から途中出場の2番・小川龍成がセーフティバントを決め1死一、三塁に。続く3番・荻野はセーフティスクイズを成功させ9点目の追加点を挙げた。 8回裏は4番手・鈴木昭汰(25)が日本ハム打線を無失点に。そのまま9回裏は5番手・益田直也(34)が抑え試合終了。ロッテは今季8戦目のエスコンフィールドで初白星を挙げ、カードを1勝1敗とした。