米加州の風光明媚な海岸道路 豪雨で州道1号の路肩が崩落
ビッグサー、カリフォルニア州、4月2日 (AP) ― 米西海岸カリフォルニア州に週末に降った豪雨で、同州の太平洋岸沿いを南北に走る州道1号線の一部が崩落。カリフォルニアを象徴する風光明媚な道路が3月30日夜、海寄りの片側1車線が通行止めとなった。 このため、海岸沿いの人口希有なビッグサーでは、1600人余りが立ち往生したが、片側通行が解除された31日、現場を離れることができた。 道路の一部が崩壊したのは、モトレーの南約27キロのロッキー川に架かる橋付近で、南北両方向ともに大渋滞が発生した。 一部ドライバーは、ビッグ・サー・ロッジが休憩所として開放した会議室で仮眠を取ったが、ほとんどが車内で夜を明かした。 4月1日の午後4時から片側1車線が通行可能となったが、ドライバーは同エリアを避けるよう呼び掛けられている。 工事関係者は、崩壊した部分の補修を検討しているが、通行再開までどのくらい時間が掛かるかは不明だ。 州道1号線はこれまでも、天候によってがけ崩れや土砂崩れなどで、頻繁に通行止めになっている。 国立気象局は、4日に小雨が降る可能性があるが、今後数日間は乾燥した天候が続くと予想している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)