軟調が続きそうな日本株市場で「あえて狙うなら」の3銘柄
天候と同様、荒れ模様が続く日本の株式相場。来週はどんな展開となりそうか(写真:ヨナヨナ/PIXTA)
9月2日の東京株式市場は、同日夜に発表されるアメリカの8月雇用統計を意識した見送り姿勢が支配。日経平均株価は前日比小幅安レンジでの小動きに終始した。 来週(9月5~9日)は、日経平均が短期間に2万7000円台半ばまで下落した反動による自律反発に対してある程度の期待感はあるものの、13日発表のアメリカ8月CPI(消費者物価指数)や、20~21日のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)開催を前に、買い手控え姿勢が強まり、上値は限定的となりそうだ。 一方で、2万7000円台後半は、8月半ばに上昇に転じる前の1カ月間モミ合っていた価格帯だけに、下値抵抗力はある。来週の日経平均の想定レンジは2万7400~2万8100円とする。
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冨田 康夫