講師の矢岸洋二さん（左）とポルテイズコミュニティマネージャーの原口さん（右）

　西伊豆における地方創成に関わる事業に取り組む「西伊豆プロジェクト」が4月27日、同社が運営するコワーキングスペース「PORTE-IZ（ポルテイズ）」（西伊豆町田子）での初イベント「納豆こうじ作りワークショップ」を開いた。（伊豆下田経済新聞） 【写真】納豆こうじ作りを教わる参加者たち（関連画像10枚） 　フランス語で「扉・ドア」を意味する「PORTE」と「IZ（伊豆）」を合わせて名付けられた「PORTE-IZ」は、業務用キッチンも備えるコワーキングスペース。4月1日、「ヒト・モノ・コト」がリアルで交わる場所を目指してオープンした。Wi-Fi、複合コピー機、プロジェクター、作業スペースも備える。 　同ワークショップで講師を務めたのは、同社社長で発酵食品ソムリエの資格を持つ矢岸洋二さん。参加者は講師からこうじを含む発酵食品の効能や魅力などを学んだ後、キッチンに移動して講師のアドバイスを受けながら納豆こうじ作りを体験した。調理後、講師が事前に準備した納豆こうじを試食し、こうじの保存や活用方法などを学んだ。 　参加者からは「いろいろなこうじの活用方法を知ることができて面白かった」「作った納豆こうじを家で食べるのが楽しみ」などの声が聞かれた。 　イベントを終え、矢岸さんは「今後も食を軸としたワークショップやランチ会など、楽しんでもらえるイベントを開きたい」と意欲を見せ、PORTE-IZについても、「西伊豆のリアルな情報が集まる場にしたい。西伊豆を訪れた人がまずここに来て、観光やイベント、移住などの情報を手に入れて散策していく、そんな入り口のような役割を担えたら」と思いを述べる。 　同スペースの営業時間は10時～16時。土曜・日曜・祝日定休。利用料は3時間500円（ワンドリンク付き）。駐車場あり。イベント利用はインスタグラムのDMで受け付ける。