エジプト考古学者・吉村作治氏が車いす姿 過去のピラミッド取材で4メートルの高さから滑り落ち「人工関節」
エジプト考古学者の吉村作治氏が21日、神奈川県内で行われた、横浜市に12月1日からオープンする大型エンターテインメントXR施設「IMMERSIVE JOURNEY」の開館発表会に北野武監督と出席した。 【写真】パープルのつえを携えて リハビリ中を感じさせる吉村作治氏 エジプト取材歴約60年。現在でも「月に1~2回」はエジプトに赴くという吉村氏はこの日、車いす姿で登場。過去のピラミッド取材時に4メートルの高さがある場所から「滑り落ちた」とし「(膝の)骨を壊して人工関節なんですよ」と自身の身体について語った。 また、回復傾向にあったものの昨年の冬に再度「転んじゃった」といい「針とマッサージとRIZAP」でリハビリ中だと説明。「車いすじゃなくて、すたすた歩きたいと思って一生懸命やってたけど、大変みっともない格好で大変申し訳ございません」と謝罪した。 一方、過去にテレビ番組などで10年以上共演し、ともにピラミッドに登るなど関係性が深い北野はそんな吉村氏を見て「クフ王かと思いました。エジプトのミイラが動いたのかと思いました」とジョーク混じりにあいさつし、吉村氏ともども会場の笑いを誘っていた。