松崎しげるが「歌い継いでいく。それが最高の供養」と西田敏行さんらを偲ぶ
歌手の松崎しげるが11月12日、今年10月に亡くなった西田敏行さん、昨年11月に亡くなった大橋純子さんら、今は亡き仲間たちへの思いを口にした。 松崎はこの日、都内で行われた「Fender×ハローキティ 製品発表会」にゆりやんレトリィバア、ガールズバンド「SCANDAL」のMAMIとともにゲストとして出演した。 今年はハローキティが50周年ということでFenderとコラボ。ボディーにハローキティをあしらったStratocasterの限定モデル、ペダル、ストラップといった機材回りから、Tシャツ、キャップといったアパレルまでさまざまなコラボアイテムが発売される。
松崎は「75歳になってもいまだにギター小僧。家にいるとギターに囲まれているというか、常に横にギターがないとダメ。ギターは女性のボディーみたいなものなんで、そういう部分でもギターは永遠の妻」とギターに対する熱い思いを口にする。 この日は3人にキティも加わり、4人で「Happy Birthday To You」をセッション。セッション後、松崎は「こうやってギターを弾いてみんなでいると常に青春。音楽を楽しむのに年は関係ない。Fenderは僕らにとっては神様のような存在ですから、こうしてコラボできるのは最高。ワールドワイドのキティちゃんがいるというのは最高のコラボだと思う」と笑顔を見せた。
イベント後の取材では今年やり残したこと、来年やりたいことを問われると「いろいろな時代を音楽とともに過ごしてきたんで、これからもこうして楽しみながら音楽、コンサート活動をやっていこうかなと思っている。毎年毎年挑戦ばっかり。生ある限り歌うしかないし歌わないといけない役割になっちゃっている。今まで自分が携わってきたアーティストたちの中で、天国に召されている方が多いので、そういう曲を歌い継いでいくというのがこれからの僕の使命だと思う。来年はそういう部分では西田敏行君にしろ、大橋純子ちゃんにしろ、さまざまな自分に近かったアーティストたちのことをいっぱい皆さんにもう一度表現したい。それが最高の供養になるんじゃないかと思っている」と西田さん、大橋さんら多くの仲間を偲び、歌い続ける決意を述べた。