犯罪成功率「5%未満」被告自ら分析し無罪主張「殺人という恐ろしいことをできるはずがない…」【現職県議の妻殺害事件】検察は「犯人は被告以外にあり得ない」懲役20年を求刑し結審 12月23日に判決
被告にAさんと結婚する思いや希美さんと離婚するつもりはなかったことなどから、検察側は丸山被告が犯人であることを合理的な疑いが残らない程度に証明できていないと主張しました。 また、午後3時前ごろからは丸山被告がおよそ20分間にわたって、最後の意見を述べました。 丸山被告: 「私が殺すはずない。殺人という恐ろしいことをできるはずがない」 丸山被告は、妻と離婚する気はなかったこと、検察が指摘する借金の問題や実家からの選挙の支援がなくても当選できたとして、希美さんを殺害する動機がなかったことを説明。 また、検察の偽装工作の主張は「不確か」だとして、希美さんは犯人と鉢合わせとなり襲われたことや、現場で第三者のDNAが検出されたことなど、自らポイントを上げ、第三者の犯行を示す証拠もあると強調した上で、自分が犯行を行うにはリスクが多すぎ、自らが犯行を行った場合の成功率は「5%に満たない」と無罪を主張しました。 丸山被告: 「あり得ないことをやったと言われている」 「わたしは仕事を失い、何もありませんけど、母親を失った子どもたちを見守っていくことはしなければいけないし、希美も望んでいると思います」 元県議会議員が妻殺害の罪に問われるという事件の裁判は、26日で結審し、判決は12月23日に言い渡されます。
信越放送
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