『劇映画 孤独のグルメ』第29回釜山国際映画祭に出品決定 韓国で“腹減り顔”の場面写真も
2025年1月10日に公開される松重豊主演・監督・脚本作『劇映画 孤独のグルメ』が、第29回釜山国際映画祭に出品されることが決定した。 【写真】『劇映画 孤独のグルメ』ポスタービジュアル 原作は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた久住昌之(原作)、谷口ジロー(作画)による同名コミック。2012年1月より、松重主演でテレビ東京系連続ドラマとしてシリーズ化がスタートした。 原作の翻訳版はヨーロッパやブラジル、中国、台湾、韓国で発売され、中国ではウェブドラマ化、台湾では舞台化されている。2018年には、ドラマ版Season7の韓国出張編にて五郎が韓国を訪れて、韓国料理を堪能。同年、韓国で最も人気のあった海外ドラマに送られるソウルドラマアワーズで招待作品賞を受賞した。 そんな韓国・釜山で開催される釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に本作が出品されることが、韓国で行われた会見にて発表された。オープンシネマ部門とは、釜山国際映画祭を代表する部門で、人気、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が7作品選出され、メイン会場である釜山シネマセンターの野外スクリーンにて上映される。 さらに、韓国でも本作が2025年3月より公開されることが決定。監督・脚本・主演を務める松重は、「来年1月の日本公開に先駆けて韓国釜山の映画祭で上映されますこと、誠に光栄です。また韓国でこの番組を愛していただける方が多いことも本当に名誉なことだと思っております」と喜び、「韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした」と韓国も本作の舞台であることを発表した。 あわせて公開された場面写真では、パリで“究極のスープ”を求めていた五郎がなぜか、韓国で“腹減り顔”をしている様子が切り取られている。 松重豊(監督・脚本・主演)コメント 来年1月の日本公開に先駆けて韓国釜山の映画祭で上映されますこと、誠に光栄です。 また韓国でこの番組を愛していただける方が多いことも本当に名誉なことだと思っております。 ですから韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした。 言葉は違えども、食べ物を通して心を通わせるエピソードは笑いとともに皆様にお届けできること請け合いです。 あらゆる意味で集大成とするべく井之頭五郎ことわたくしがメガホンをとりました。 韓国の皆さん、楽しみに待っててくださいね。
リアルサウンド編集部