阪神・村上頌樹が五回に1点を失い、投手戦の均衡がついに破れる
(日本生命セ・パ交流戦、オリックス-阪神、1回戦、11日、京セラ)阪神の先発・村上頌樹投手(25)が五回に先制を許した。 オリックス・曽谷との息詰まる投手戦が続いていたが、五回先頭の紅林に中前打を浴びると、宗の捕前犠打と杉本の一ゴロで2死三塁とされる。そして、続く頓宮に、外角高めへ投じた初球のカットボールを仕留められた。右中間を破られ、さらに中堅・近本がはじく間に頓宮は三塁へ。頓宮の二塁打と近本の失策が記録され、先制を許してしまった。なおも2死三塁で若月は三直に抑えたが、5月以降、先制を許した試合は1勝11敗と苦しんでいる阪神にとって、重たい1点を先に与えてしまった。