キャッチボールする楽天早川（撮影・山田愛斗）

　楽天早川隆久投手（25）が20日、楽天モバイルパークで行われた先発投手練習に参加した。交流戦では3試合に先発し、1勝、計23回を3失点（自責1）、防御率0・39、25奪三振の成績を残し、球団初優勝に貢献。リーグ再開初戦となる21日の日本ハム戦（エスコンフィールド）に先発予定で「イニングを稼ぐってよりは1発目の試合なので、勝ちにこだわっていきたい」と意気込んだ。 　日本ハムには交流戦MVPの水谷がいるが、特に警戒しているのは大学時代から対戦してきた郡司だという。「前回の対戦も初ヒットを打たれた後に郡司さんにつながれてってなったので、そういう意味では郡司さんはキーポイントになってくるかなと」。その上で「やっぱり右バッターにいい選手が多いので、右バッターをうまく攻めていければいい方向にはいくかなと思ってます」と話した。 　チームは交流戦で13勝5敗と大きく勝ち越し、勝率5割に復帰してリーグ再開を迎える。順位は4位だが、2位ロッテ、3位日本ハムとは、ともに2ゲーム差。「1個上の順位を先に追いかけていかないといけない立場。追いかけた上で1位と2位っていうのが見えてくるので、まずは3位と4位の差を縮めていければ」と力を込めた。