「サンタ」って本当はなに...? 結婚していて "奥さん" もいる?ホンモノは今何歳? 謎多きサンタの事実に迫る
クリスマスには愛があふれている。クッキーを焼いたり、プレゼントを入れたソックスを吊るしたり、クリスマスキャロルを歌ったり、クリスマス映画を観たり、プレゼントを買ったり、ツリーを飾ったり。 【写真】ロイヤルファミリーとサンタの心温まる素敵な瞬間 そしてもちろん、陽気な老人「サンタクロース」の存在も忘れてはいけない。 サンタクロースが毎年、世界中の“良い子”にプレゼントを届けてくれることや、8頭のトナカイを連れていること、結婚して奥さんがいることは誰もが知っている。だけど、あなた(もしくは子どもの頃のあなた)は、サンタクロースって本当にいるの?、何歳?、彼の誕生日はいつ?と疑問に思ったことはないだろうか。 そんな疑問の答えを知りたい人は、以下を読んで。サンタの年齢や誕生日、サンタクロースと呼ばれるようになった経緯、出身地(驚くことに北極ではない!)など、サンタについての楽しい事実を学んで。
サンタって正確には何歳?
Email Santaというブログによると、サンタクロースは2023年で1752歳。実は、サンタクロースの起源は、現在のトルコの一部、パターラと呼ばれる村に、紀元260~280年頃に生まれた聖ニコラスという修道士に遡ることができる。 サンタクロースになるずっと前に、聖ニコラスは、貧しい家族が自分の娘を奴隷として売らなくて済むように、お金の援助をするなど、親切な行いをしたという伝説が数多く残っている。また、聖ニコラスは大嵐に襲われた船乗りが無事に帰ってくるよう祈ったという伝説も。 こうしたいくつもの伝説的偉業から、彼は "子どもと船乗りの守護神" として知られるようになった。世界中の人々が12月6日を聖ニコラスの饗宴として、今でも彼を讃えている。
サンタクロースの誕生日はいつ?
Santa Claus.comはサンタの誕生日を3月15日と定めている。来年のカレンダーには、ぜひこの日をマークして!
聖ニコラスがサンタクロースになった経緯は?
『TIME』誌によると、サンタクロースの伝説は16世紀から17世紀にヨーロッパ中に伝わった。オランダでは、聖ニコラスデーには聖人に扮した人が各家庭を回り、子どもたちが良い子だったか悪い子だったかによって、小さなプレゼントか石炭を与えた。 ところが、研究者によると、聖ニコラスの伝説がどのようにして北米に渡ったのかについては、少々謎だという。1770年代に発行された、とあるニューヨークの新聞では「サンタクロースとも呼ばれている聖ニコラス」と参照しており、わかっている限りでは、この記事がアメリカで最初にサンタクロースについて言及された記録だ。 『Christmas: A Biography』の著者ジュディス・フランダースは『TIME』に、ニューヨークやノース・カロライナ、ペンシルバニアに移住してきた多くのスイス人が関係していると話す。現代で私たちが「サンタクロース」という名前で、彼を広く認知するようになったきっかけについて、以下のようにシェアしている。 「彼らは、聖ニコラスデーを祝う地域の出身でした。スイス・ドイツ語のさまざまな方言で聖ニコラスは "サミクロース" や "サンティ・クロース" になるのです」。つまりそれが、時が経つにつれて、“サンティ・クロース”が“サンタクロース”に進化したのだろう。
では、サンタの奥さん、クロース夫人は何歳?
Email Santaによると、クロース夫人は夫より少し若く、1139歳だという。今年、クリスマスプレゼントを開けたら、彼女にハッピーバースデーと言うのを忘れないように。 なぜって? 同サイトによると、彼女の誕生日は12月25日。そう、今日なのだから!
From Women's Day