4月1日に高知市大津に開学した「高知健康科学大学」は4年制の専門学校「土佐リハビリテーションカレッジ」を前身とする4年制大学です。4日は一期生となる新入生54人が入学式に臨みました。 入学生宣誓・高橋 乙華さん 「新たな出会いを大切に育みながら学業に励むとともに自己研さんに努めたいと思います」 初代学長には広島大学から宮口 英樹さんを迎えました。 高知健康科学大学・宮口 英樹初代学長 「世界規模で考えて地域で行動する、地域で考えて世界で行動する。こういったことを目指してもらいたいと願っています」 高知健康科学大学は4年制大学としては県内6校目で、理学療法学と作業療法学の2つの専攻があります。これまで通り国家試験を目指すことができるほか、学士を取得することが可能に。リハビリテーションのほか社会学や心理学といった一般教養を学ぶことができます。 理学療法学専攻 「野球をしていてケガをした時に（理学療法士に）お世話になったので、自分もなりたいなと。若い人からお年寄りまで幅広く頼ってもらえるような理学療法士になりたい」 理学療法学専攻 「運動療法とかを学びたい。スポーツしている人の治療をできるような知識をそこで身につけたい」 施設内には新たに図書館と研究棟を設置する予定でこちらは年内には完成する見通しです。 高知健康科学大学・宮口 英樹初代学長 「（4年制大学として）一番プラスになるのは大学院に進めるということ。健康の専門家を育成することができますし、そういった面で非常に大きなポイントがあると思います」 健康のプロフェッショナルを目指して。それぞれが目標を胸にキャンパスライフをスタートさせました。