現金2065万円を騙し取られた50代男性 「日本に帰国するため…手伝って欲しい…」イエメンの外科医騙る男とDMでやりとりして… SNS型ロマンス詐欺警戒警報
2024年7月、青森県内に住む50代の男性が、SNS型ロマンス詐欺の被害にあい、現金2065万円を騙し取られました。警察が、事件として捜査するとともに注意を呼び掛けています。 ▼「詐欺のプロ集団」特殊詐欺で計2450万円だまし取られた男性が語った“悪質”で“強引”な手口とは… 被害にあったのは、青森県内に住む50代の男性です。 警察によりますと男性は、2024年7月2日からFacebookで「渡辺」と名乗る男性のアカウントからダイレクトメッセージを受け取ったことから、何度かやりとりを続けました。 「渡辺」からは、『私はイエメンで外科医をしている』『日本に帰国するため、イエメンから日本に現金320万ドルを輸送したいが、頼れる人がいないので手伝って欲しい』『送金が無事に終われば5000万円支払う』などといった依頼の連絡があったということです。 その後、男性のもとには現金輸送を担当する「ジックグローバルカンパニー」という会社から『現金の輸送料として、お金を振り込む必要がある』『ドバイや日本の税関を通す通関料としてお金を振り込む必要がある』『ドルを日本円に両替するためのお金を振り込む必要がある』などという内容のメールが届きます。 これを受け取った男性は、7月8日~8月3日までの間に25回にわたって指定された複数の個人名義の口座に現金計2065万円を振り込んだということです。 警察は詐欺事件として捜査を続けるとともに、SNSを使った詐欺には注意するよう呼び掛けています。
青森テレビ
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