イラク戦敗戦翌日の森保J、三笘薫が対人練習に初参加!! カットインシュートも披露
今大会初黒星を喫したアジアカップ第2戦イラク戦(●1-2)から一夜明けた20日、日本代表がカタール・ドーハの練習施設で再始動し、MF三笘薫(ブライトン)が今回の合宿で初めて対人練習に参加した。7対7のポゼッション練習でフリーマンを担当した後、ミニゲームには加わらなかったが、実戦復帰に向けて一歩前進した。 【写真】南野拓実と伊東純也のダサセーター姿 昨年12月下旬のプレミアリーグで左足首を痛めた三笘は、アジア杯合宿も当初は別メニューで調整。16日の練習から全体メニューに合流していたが、対人要素のある練習には加わっておらず、大会初戦のベトナム戦、第2戦のイラク戦ともにベンチメンバー外だった。 三笘はこの日、初めて対人練習に合流し、7対7のポゼッション練習ではMF堂安律(フライブルク)と共にフリーマンを担当。接触プレーを避けながらボールに関わる形ではあったが、痛みを感じさせない身のこなしを見せた。続いて行われた7対7のミニゲームは不参加も、個別でカットインからのシュート練習を行うなど、回復プログラムは実戦を意識した段階に移っているようだ。 この日の全体練習はイラク戦の先発メンバーと45分間出場したDF冨安健洋(アーセナル)がホテルでリカバリー調整となり、14選手とトレーニングパートナー5選手の計19人が参加。ウォーミングアップを行った後、守備陣がビルドアップ練習、攻撃陣がシュート練習に取り組んだ。その後、全体で7対7のポゼッション練習、7対7のミニゲームを実施。約1時間でトレーニングを終えた。 首に痛みを訴え、イラク戦でベンチ外だったDF渡辺剛(ゲント)が完全合流。同じくベンチ外だったGK野澤大志ブランドン(FC東京)は守備陣のビルドアップ練習には加わったが、ミニゲームには参加せず、手を使ったメニューを回避していた。全体練習終了後には個別で止まったボールをキャッチする動きを確認しており、何らかのアクシデントがあったとみられる。 日本代表は24日、グループリーグ最終節でインドネシアと対戦。すでに首位通過の可能性が消滅している中、引き分け以上で2位通過が決まる一戦となる。 7対7ミニゲームの布陣は以下のとおり ▼ビブス組 中村敬斗 細谷真大 貴田遼河 佐野海舟 市原吏音※ 渡辺剛 毎熊晟矢 ▼ビブスなし組 前田大然 上田綺世 大関友翔※ 旗手怜央 中山雄太 町田浩樹 本間ジャスティン※