NVIDIAのフアンCEO、AIの進歩でプログラミングや計算機科学教育は重要でなくなったと発言。自然言語がプログラミング言語に
ライフサイエンスからデジタル生物学へ
AlOlama大臣は続いてHuang氏に、もし再び大学に入るとしたら、何を専攻しますか? と問いました。 Huang氏は次のように答えています。 「科学の最も複雑な分野のひとつが生物学だと思っています。多様性に富んでいて複雑で、生命を理解することはとても難しいからで、信じられないほど複雑なサイエンスです。 このライフサイエンスに『Drug Discovery』(薬の発見:創薬)があるのを知ったときに、まるで宇宙をさまよう中でなにかを発見するかのようだと思いました。 というのも、コンピュータサイエンスや大規模化した産業では、誰も『Discovery Computer』や『Software Discovery』などと言いません。それはエンジニアリングだからです。 また、コンピュータの分野ではハードウェアもソフトウェアも毎年毎年良くなっていきますが、ライフサイエンスでは進化は突発的に起きます。 だからもし私がいま大学生をやり直すと考えたら、このライフサイエンスをライフエンジニアリングに変えるテクノロジが目前にあると気づいて、サイエンスではなくエンジニアリングの分野であるデジタルバイオロジ(デジタル生物学)を目指すかもしれません。 私は、タンパク質や化学物質や酵素や材料を仕事とする人たちの新しい時代が始まり、エンジニアリングによってよりエネルギー効率が高く、より軽量で、より強靭で、より持続可能な、素晴らしいものが作り出されることを願っています。 そして将来はこうした発明はライフサイエンスによる発見ではなくエンジニアリングの一部になると考えているのです」
新野淳一@TechnoEdge