【札幌】金子拓郎の退団確実、海外クラブに完全移籍へ「ある程度まとまっている状況」三上GM
北海道コンサドーレ札幌からクロアチア1部ディナモ・ザグレブに期限付き移籍していたMF金子拓郎(26)が、海外クラブに完全移籍することが4日までに決定的となった。 札幌・宮の沢での練習後、三上大勝代表取締役GM(52)が「9割5分うちに復帰することはないという話をしている。数日後にはみなさんにご報告できる。国内クラブではない」と話し、札幌退団が確実となった。 金子は昨年7月に札幌からディナモ・ザグレブに期限付き移籍し、公式戦41試合に出場し5得点。リーグ7連覇に貢献したが、今年6月30日に同クラブから期限付き移籍期間満了による退団が発表されていた。札幌は復帰を打診するも、海外他クラブからのオファーが届いた。「条件を先方クラブに伝えている。全部ある程度まとまっている状況」(同GM)と、移籍金などを含めてクラブ間合意に至っているとみられる。 札幌は現在、外国人選手の補強に動いており、複数選手の獲得が濃厚。「ビザがどのタイミングで出るか次第」と同GM。問題がなければ、間もなくチーム合流となる。