県発注の公共事業巡る贈収賄事件 公判中の県職員の男を懲戒免職 上司3人は戒告 秋田
秋田テレビ
秋田県発注の道路維持管理の公共事業を巡る贈収賄事件を受け、逮捕・起訴されている県職員の男が8日付で懲戒免職の処分を受けた。 8日付で懲戒免職となったのは、秋田地域振興局建設部保全・環境課に所属していた三浦学被告(49)。 三浦被告は2023年3月、秋田市北部の道路沿いの木の伐採作業が男鹿市の目黒林業に再委託されるようあっせんし、当時社長を務めていた目黒幹雄被告(46)から、2024年1月と3月に計150万円を受け取った。 三浦被告は収賄の罪で起訴され、初公判で「間違いない」と起訴内容を認めたことから、県が懲戒免職を決めた。 県人事課の藤盛浩二課長は「再発防止に向けて指導・監督を徹底したい」とコメントしている。 この他、三浦被告を監督する立場にあった当時の秋田地域振興局建設部の部長、次長、課長の3人が戒告処分を受けた。
秋田テレビ