今季唯一の敗戦相手に“借り”を返したバルドラール浦安。元日本代表・小宮山友祐監督が再認識した「チーム力」|Fリーグ
チーム力が上がってきた
──以前話していた「地味な守備」を頑張る染野伸也選手や田中晃輝選手、アシストした吉田圭吾選手など、スポットで出場する選手も短い時間で活躍しているのが、今の浦安の強みですよね。 本当に、チーム力が上がってきたなと日々感じています。 正直今日は、ベンチメンバーを決めるところからすごく悩みました。悩んだ結果、福重(勝徳)と空(涼介)がメンバー外になりましたが、全選手のコンディションがすごく良くなっていて、チーム内での競争力が上がってきています。 最後は外林(綾吾)と柴山(圭吾)、田中、染野の4人でパワープレーのディフェンスをしましたが、やられる気はあまりしませんでした。大事な局面でも彼らの出場時間を増やすことができれば、もっと分厚いチームになれるはずです。 長い時間試合に出ている選手も、チームを代表してピッチに立っているという自覚をもって、プレッシャーを感じたり、葛藤したりしながら戦ってくれています。 また一つ全員が成長できた試合になったんじゃないかなと感じています。 ──ホームでこれだけ得点を決めて借りを返して、2巡目のいいスタートが切れましたね。 今日で苦手意識を払拭して、自分たちのほうが強いと再確認できました。この先ファイナルシーズンでもう一度湘南と対戦する可能性を考えても、とてもいい試合になりました。 ただ、選手たちには繰り返し伝えていますが、まだ何もつかんでいません。現状1位ですけど、まだまだリーグは続きます。今日もどうしたら7-0で終われたのか、もしかしたら10点取れたんじゃないか……。と、やるべきことはたくさんあるので、現状に満足することなく追い求めていきたいです。 ──「2つの引き分け」のリベンジも含め、2巡目もしっかり勝ち続けないといけないですね。 来週以降、ペスカドーラ町田、しながわシティ、立川アスレティックFCと上位対決が続きます。ものすごく難しいミッションですが、ここで3連勝できるかどうかが大事だと思うので、また明日からいい準備をしていきたいです。
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