変な劇ができあがりました、山崎彬らが届ける没入型演劇「こんなんほろんでいい世界」幕開け
「第1回 愛しのボカン大作戦『こんなんほろんでいい世界』」が、昨日8月7日に行われた公開リハーサルを経て、本日8日に東京・本多劇場で初日を迎えた。 【画像】第1回 愛しのボカン大作戦「こんなんほろんでいい世界」より。(撮影:鈴木あかり)(他23件) 愛しのボカン大作戦は、昨年末をもって“幕間休憩”に入った悪い芝居の山崎彬が旗手として発足した、“新しい演劇の楽しみ方をみんなで探す”新プロジェクト。第1回公演となる今回は、山崎の作・演出で没入型演劇が上演される。出演者には、森川錦、平松來馬、齋藤明里、香月ハル、佐藤新太、野崎紗矢、高畑裕太、山崎らが名を連ねた。 山崎は本作を「物語は『参劇者、求ム』の言葉に引き寄せられた俳優たちによる、あってもいいけどほろんでいいものであふれる世界を生き抜く為の劇のデスのゲーム(?)。演出としても本多劇場客席にまで張り出した舞台、オリジナルの音楽と衣装など、演劇としての見どころ満載です」と紹介し、「演劇への祈りと願いを込めた、誰も見たことのない変な劇ができあがりました。またひっそりと終えるのか。この文を読んだあなたにだけは届いてほしいな。下北沢で待ってます」とコメントした。 上演時間は休憩なしの約2時間20分。公演は8月12日まで行われる。なお10日13:30開演回、11日13:30開演回ではアフターイベントを開催。イベントゲストとして、10日公演に小越勇輝、11日公演に本西彩希帆が登壇する。 ■ 山崎彬コメント 物語は「参劇者、求ム」の言葉に引き寄せられた俳優たちによる、あってもいいけどほろんでいいものであふれる世界を生き抜く為の劇のデスのゲーム(?)。演出としても本多劇場客席にまで張り出した舞台、オリジナルの音楽と衣装など、演劇としての見どころ満載です。 そこに、舞台の上にある参劇席(完売)を選んで集まった12人の参劇者と俳優たちを皆で観るという、知らない体験が合わさります。 なんだこれは。 演劇への祈りと願いを込めた、誰も見たことのない変な劇ができあがりました。またひっそりと終えるのか。この文を読んだあなたにだけは届いてほしいな。下北沢で待ってます。 この劇は事実を元にした物語です。 ■ 第1回 愛しのボカン大作戦「こんなんほろんでいい世界」 2024年8月7日(水)~12日(月・振休) 東京都 本多劇場 □ スタッフ 作・演出:山崎彬 □ 出演 森川錦 / 平松來馬 / 齋藤明里 / 香月ハル / 佐藤新太 / 野崎紗矢 / 高畑裕太 / 山崎彬 導入出演 潮みか / 中村るみ / 馬渕香那 アフターイベントゲスト 小越勇輝(8月10日13:30開演回) / 本西彩希帆(8月11日13:30開演回) ※18歳から24歳までを対象としたユースチケット、17歳までを対象としたヤングチケットあり。