子育てに息抜きを...子どものショートステイできる一軒家「リフレッシュや仕事でも気軽に頼って」ママたち「SOS出せるところがあってよかった」
夕方まではお散歩や自由時間
午後2時。ママとの別れにぐずってしまったあずさちゃんも一緒にお散歩に出かけます。元気がなかったあずさちゃんはすっかりご機嫌な様子。 (海老瀬優さん)「遊ぶモードにしっかり入ってくれたので、良かったなと思っています」 お昼ごはんの後は夕方まで自由時間。好きなことをして過ごします。
子育てで負担に思うこと「精神的疲れが大きい」が増加
内閣府の調査によりますと、子育てで負担に思うこととして「精神的疲れが大きい」と回答した人は、2020年で43.1%にのぼり、過去15年と比較して大きく増加しています。 (海老瀬優さん)「核家族とか、地域のつながり自体も希薄になっていて、親がどこに助けを求めていいのかわからないというところで、でも子どもは育てないといけない。どんどん窮屈になって、つい手が出てしまうとか暴言を吐いてしまうということになっているのかなと思っていて」 この施設では「育児疲れのリフレッシュ」を主な利用目的として掲げていて、利用者の多くがリピーターです。
消灯の時間 海老瀬さんは退勤「体は疲れているけど元気もらった」
午後8時半。消灯の時間です。なかなか寝付かない子どもたちを夜勤のスタッフに任せて、海老瀬さんは退勤します。 (海老瀬優さん)「お疲れさまでした。体は疲れているんですけど、元気もらったなという感じなので、またあしたも頑張ろうかなと思います」
初めての遠足!電車に乗って公園へ
翌日の午前10時。寝ている子どもたちに海老瀬さんが声をかけていきます。この日は特別な日。初めての遠足です。 施設に来たときは元気がなかったあずさちゃんも楽しそうな様子。弟のふうたくん(3)も元気いっぱいです。 そんな中1人、元気がないかえでちゃん。電車に乗って疲れてしまったのかスタッフに甘えます。結局、公園ではほとんど遊ばず眠ってしまいました。 楽しい時間はあっという間。 (海老瀬優さん)「そろそろ帰ります~!集まってください~」 初めての遠足は大成功です。 午後3時。施設に帰ってきました。公園で眠っていたかえでちゃんはすっかり元気に。 お風呂に入ってご飯を食べて、お迎えを待ちます。