自身の頭をラケットで強打、元世界10位シャポバロフがミスショットに苛立ち<全仏オープン>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5月31日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク118位のD・シャポバロフ(カナダ)は第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)に3-6, 6-7 (0-7), 1-2とリードされており、第4ゲームの40-40の時点で雨天により順延となった。この試合の第2セット、シャポバロフが苛立ちを見せ自身のラケットで何度も頭を叩く場面があった。 【動画】シャポバロフ、ミスショットに苛立ち見せ自身の頭をラケットで強打 25歳で元世界ランク10位のシャポバロフは昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降はけがの影響で離脱し今シーズン復帰を果たした。序盤のハードコートシーズンこそ早期敗退が増えていたが、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)ではS・チチパス(ギリシャ)らを破り3回戦に進出。クレーコートシーズンでもムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で3回戦に駒を進めるなど徐々に復調傾向にある。 そして今大会、1回戦で世界ランク103位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)、2回戦で第25シードのF・ティアフォー(アメリカ)を下し3回戦に進出した。 そして3回戦、シャポバロフは開始から3ゲームを連取されるとその後はブレークを返せず第1セットを先取される。 続く第2セット、第8ゲームでこの試合初のブレークチャンスを握ったシャポバロフだが活かすことができず。デュースの場面でミスショットをした際には自身の頭をラケットで叩き苛立ちを見せた。その後、第12ゲームで2度セットポイントを握るも活かせなかったシャポバロフはタイブレークで1ポイントも獲得できず、セットカウント0-2と後がなくなる。 そしてファイナルセット、互いにサービスゲームをキープし迎えた第4ゲームで雨天により中断となると再開できず順延となった。 なお、同試合は現地1日のコート シモーヌ・マチュー第2試合に組まれている。第1試合は日本時間1日の18時に開始予定。
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