【採点寸評|浦和】久々のクリーンシートを達成。MOMは加入後初得点の中島![J1第34節 札幌0-2浦和]
シーズン最少失点を死守
[J1第34節]札幌 0-2 浦和/12月3日/札幌ドーム 浦和レッズは12月3日、J1第34節で北海道コンサドーレ札幌とアウェーで対戦し、2-0で勝利した。 【PHOTO】まもなく師走。向寒の中埼スタ最終戦に詰めかけ、寒さを吹き飛ばすほどの大声援で選手を後押しした、浦和レッズサポーター! スコアレスで迎えた58分にショルツのPKで先制すると、72分には中島の加入後初ゴールでリードを広げる。その後も相手に得点を許さず、完封勝ちを収めた。 ▼浦和のチーム採点「6.5」 相手に主導権を握られる時間は長かったが、コンパクトな陣形を保ち、粘り強い守備で対抗。リーグ戦の直近2試合では複数失点が続いていたが、久々のクリーンシートを達成。この結果、シーズン最少失点(27)を死守した。 最終順位は4位に終わり、試合後、スコルジャ監督からは「悲惨」という言葉が漏れ、選手たちも悔しがっていた。それでも、最後は持ち前の堅守を武器に白星を勝ち取ってみせた。力強い戦いぶりでリーグ戦を締めくくった。 ▼浦和の出場16選手&監督の採点・寸評 GK:西川周作|採点6.5/的確な判断、安定したセービング、鋭いロングキックと、持ち味を存分に発揮し、無失点に封じた。59分には、相手の決定的なヘディングシュートをビッグセーブで阻止した。 DF:関根貴大(90分OUT)|採点6.5/本職ではない右SBながら、積極的にインサイドに入り攻撃を展開。威力のあるミドルシュートも放った。PK獲得の場面での縦パスは鮮やかだった。 DF:アレクサンダー・ショルツ|採点6.5/強く、高く、頑丈な守備。相手の隙を突いた持ち運びも多く見られた。職人芸とも言える冷静なPK弾で、リーグ戦7ゴール目をマーク。後半ATには右SBに入った。 DF:マリウス・ホイブラーテン|採点6/相手のアタッカーに手を焼くシーンも見られた一方、パスカットは冴え、空中戦の強さも。とりわけ終盤の集中力や安定感は出色だった。 DF: 明本考浩|採点6.5/左SBで攻守に奮闘。豊富な運動量を活かした的確な位置取りが光る。浅野とのハイレベルなマッチアップは見応え十分だった。
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