ロ上派の旗揚げ公演「ロ上のU霊」上演に向け峯川遼子「演劇を静かに立ち上がらせます」
「鶴の一声×ロ上派『ロ上のU霊』」が、7月5日から8日まで東京・早稲田小劇場どらま館で上演される。 【画像】鶴の一声×ロ上派「ロ上のU霊」チラシ裏(他1件) ロ上派は、脚本・演出家の峯川遼子が、“小さな文芸の交差点”をテーマに掲げ、立ち上げた団体。その1作目となる「ロ上のU霊」には、うりのつる、大石水月、乘峯志保、春名高歩が出演する。 本作について、峯川は「『壁』という言葉を残して担当医が亡くなった。その違約金で旅に出た青畑は、『壁』際のホテルで奇妙な連中と遭遇する。燃える目をした植物園の館長、ネズミを埋める掃除の青年、影を引き連れて歩くベルボーイ。そして、未だ飛び続けている過去からの弾丸。暴力的で流動的で断絶していて、しかし総てがすぐ隣にある。そんなこの世界は路上のようです。『ロ』は角と角を結べば交差点になる。人々が立ち尽くす巨大なスクランブル交差点で、演劇を静かに立ち上がらせます」と述べた。 ■ 鶴の一声×ロ上派「ロ上のU霊」 2024年7月5日(金)~2024年7月8日(月) 東京都 早稲田小劇場どらま館 □ スタッフ 脚本・演出:峯川遼子 □ 出演 うりのつる / 大石水月 / 乘峯志保 / 春名高歩 ※学生割引あり。