川村壱馬、穂志もえかからの“ストロングな返答”にタジタジ 「私たち、また会うかな?」
「映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』公開前夜祭舞台挨拶」が11月30日に都内で開催され、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬、RIKU、吉野北人、さらに安達祐実、夏子、穂志もえかの6名が登壇。キャストたちは久しぶりの再会を喜びつつ、舞台裏トークを展開した。 【写真】安達祐実にツッコミを入れられる吉野北人 本作は、川村、RIKU、吉野が演じる女性を癒やす3人のデートセラピストを中心に、一夜かぎりの恋人たちが夜の横浜で織りなす物語。彼らに救いを求める夫の浮気を知った主婦、余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師、フォロワー7万人のインスタグラマーといった女性たちを安達、穂志、夏子がそれぞれ演じる。 監督・脚本を務めたのは『四月の永い夢』(2017年)や『わたしは光をにぎっている』(2019年)、『静かな雨』(2020年)の中川龍太郎。若手実力派監督が人気出演陣と作り上げた本作の全容がいよいよ明らかとなる。 舞台挨拶は上映前に行われ、舞台上に6名が登場。まずは川村が「少し緊張しています。ここまで来るのに数年かかっているので、不思議な気持ちですね」と公開を翌日に控えた心境を語る。続いてRIKUが「撮影の日々が走馬灯のように駆け巡るようです」、吉野は「作品の世界観に浸ってほしい」とそれぞれ挨拶。 女性陣は安達が「キュンキュンするというよりも、人間ドラマとして深い作品になっていると思います」、穂志が「出演者の魅力が炸裂しているので感想が楽しみ」と作品について言及してから、夏子は「この後のトークと映画も楽しんでもらえますように」と添えた。 撮影から1年ぶりの再会となった登壇者たち。一晩の恋人役を演じただけあって、各ペアの様子からは久々の会話への照れやドキドキが感じられた。特に川村と穂志は撮影中にほとんど会話をしなかったそうで会話に独特な空気感が漂う。しかし、穂志は撮影を回想し、「壱馬さんが接近するシーンでは息を止めてました」や「関係を無理にこじ開けないところは“ナイト”だなと思います」とした。 安達の印象に対して「お芝居をしやすい空気感を作ってくれた」と話すのは吉野。一方で年齢差を「息子のように感じる」という安達は「北ちゃんは優しくて気遣いがありますが、お芝居は役のなかでアドリブをぶっ込んでくる大胆さがあって男らしい」と彼を評価。これに吉野の顔から思わず笑みがこぼれる。 RIKUは「役のイメージが強かったけど、久しぶりに話すと撮影の合間にコミュニケーションを取った夏子さんで嬉しかったです」とコメント。夏子は彼が唐揚げを仕込んできた話を思い出したそうで、「結構、夜遅い撮影だったのに帰ってから食べるのかな、と気になってました」とエピソードを明かした。 さらに「もし、もう一夜を過ごせるなら?」という質問も飛ぶ。これに吉野が「夜のシーンが多かったので朝のデートにします」と提案。渋る安達だったが、最終的に「おうちでまったり映画を観ながら過ごす」という意見に同意し、「いいですね。映画どころじゃない気持ちになるかもしれませんが(笑)」と大胆なトークでドキっとさせる。 続くRIKUの「スマホを置いて、仲のいい友達として一緒に食べ歩きしたい」というプランに対して、夏子は乗り気だった。しかし川村は「普通に食事でも」と誘うが、穂志から「私たち、また会うかな?」というストロングな返答を浴びてしまう。本ペアが醸し出すコントラストは本企画のスパイスだったが、改めての機会が実現してほしいところ。 最後は川村が「本作は皆さんのイメージを裏切るような内容になっていると思うので、ぜひ楽しんでください」とメッセージ。これを以て舞台挨拶は締められた。
小池直也