13歳から6歳まで男の子4人!原口あきまささん夫婦は「野球子育て」を実践中|STORY
言いたいことを言える親子でありたい
あきまさ:僕自身は小さいころから親父が怖くて、自分の意見なんて言えないし、言ってはいけない雰囲気もあったんです。僕がやりたいことは全部否定されて、自分の本音を言えたのは、東京に出て芸人になりたいって言ったとき。今思うと、子どもの頃に自分の意見を言って、ぶつかり合った方が、もっと親父といいコミュニケーション取れたのかな?と後悔も残ってるんです。 めぐみ:お義父さん、「あっくん、あっくん」って呼んで夫のこと大好きなんですよね。今はとても仲良し。すごい彼のことを想っていたんだろうな…。 あきまさ:自分の反省も含めて、子どもたちには口答えでもいいから、親に隠さずぶつけてほしいなと思うんです。近頃世間では、感情を表に出す子が少ないような気がして…。 めぐみ:学校の面談でも、「原口さんのお子さんは、いまどき珍しいくらい子どもらしいお子さんですね」と。うちの子達は感情表現が豊かなんだそうです。 あきまさ:感情は吐き出せた方が楽だと思うんですよ。本音を言ったら次男や子どもたちとの言い合いは、僕、楽しんでいたりもします。あとは自分が変わることも大事だと思いました。息子たちと喧嘩したあとは息子だけに謝らせるのではなく僕も言いすぎてごめん!って謝るようにしたら、少しずつ態度が変わってきているように思うんです。 めぐみ:子どもたちから教わることも多いよね。夫が芸能の仕事をしていて、子どもたちはどう思っているのか?これから成長していくにあたって、嫌なこととかも、きちんと話してもらえる関係でいたいなと思っています。 撮影/平井敬治 ヘアメーク/只友謙也 取材/竹永久美子