電動車いす、書類で安全確認 ピーチ、社内規定見直し
格安航空会社ピーチ・アビエーションで、電動車いすの電池が目視できないことを理由に女性が搭乗できなかった問題で、ピーチが書類などで安全が確認できれば機内に預け入れできるよう社内規定を変更したことが7日、同社への取材で分かった。 ピーチによると、電池は原則目視で確認するが、目視が難しい場合、電動車いすの取扱説明書などを確認して安全に輸送可能と判断できたら、機内で預け入れができるようにした。ピーチは「障害者への合理的配慮の観点や国土交通省の見解などを受けて規定を見直した」とコメントした。 女性は那覇空港から台湾へ向かう便の搭乗口で車いすの電池がカバーで覆われ目視できず、搭乗できなかった。