「踊る大捜査線」主人公は室井慎次 12年ぶりの再始動 映画最新作が今秋公開
東宝は19日、フジテレビ系の人気ドラマ「踊る大捜査線」の新作映画を今秋に公開することを発表した。主演は俳優の柳葉敏郎、監督は本広克行氏が務める。18日、2012年に同シリーズの最後の映画として公開された「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の公式サイトでプロジェクトの再開が発表されていた。 12年ぶりの新作の主人公は、柳葉演じる本庁キャリア組の室井慎次。室井は05年公開の映画「容疑者 室井慎次」でも主人公として描かれている。また、プロデューサーにはおなじみの亀山千広氏、脚本には「容疑者 室井慎次」で監督、脚本を君塚良一氏が名を連ねた。 1997年にドラマ「踊る大捜査線」がスタートした人気シリーズ。織田裕二演じる、異色の脱サラ刑事・青島俊作を中心に、多彩なキャラクターとともに警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描いた。03年公開の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」では、現在も実写邦画歴代最高の興行収入である173・5億円を記録し、社会現象を巻き起こした。