白銀に響くアルプホルン 標高2600メートル 中央アルプス千畳敷カールで開山式
今季の中央アルプスの開山式が19日、白銀に覆われた標高約2600メートルの千畳敷カールで開かれた。晴天の下、山岳関係者ら約60人が信州駒ケ岳神社で山に感謝し、登山者らの安全を祈った。 【動画】中央アルプス千畳敷カールで開山式 同日午前10時前の千畳敷の気温は6・3度で、積雪は約2・8メートル。神社の前で神事を執り行った後、駒ケ根市観光協会長の伊藤祐三市長があいさつ。新型コロナ禍が落ち着き「観光客は戻りつつある。今年はさらに上乗せしていきたい」と期待を込めた。 雄大な景色の中、上伊那地域のアルプホルンの愛好家5人が「やまびこ」など4曲を奏で、美しい音色が響いた。