東大理一・理三ダブル合格した「受験の天才」は、外資エンジニアという華麗なキャリアがありながら、なぜ理三を再受験したのか「情報系人気は今がピーク」
なぜ東大理一・外資エンジニアという華麗なキャリアがありながら、なぜ理三を再受験したのか「情報系人気は今がピーク」
――いつ医学部に進もうと思ったのですか? 修士課程2年の時に理三を受験しました。その時は就職活動と修士論文、そして医学部受験を並行していました。合格後は1年間会社で働いてビジネスの世界をみようと思い、大学は休学しました。 ――なぜ医学部を受験しようと思ったのですか? 理由は3つあります。1つ目は普遍性です。技術革新が著しい情報工学の分野では、学んだ知識がすぐに使えなくなると感じました。しかし、医学は人間の体の構造が変わらない限り、価値があり続けると考えました。2つ目は競争の少なさです。情報工学は競争が激しい分野ですが、医師は規制産業であり、参入障壁が高いので競争が少ないと感じました。最後に、医学に対する学問的な興味です。特に精神医学に興味があり、人間の体や精神の働きを理解したいと思ったからですね。 ――興味深いですね。情報系の分野は今後どのように変化していくとお考えでしょうか? 情報系は今後、AIの進展に伴い2極化すると考えています。ChatGPTのような汎用AIを作る側と、使う側に分かれると思います。これまではChatGPTだけではなく様々なAIエンジニアがいて、各分野で強みを競い合うような群雄割拠の時代でしたが、その時代も終わりを迎えつつあります。全国統一と言いますか、全てがChatGPTに集約されてしまったので、情報系人気は今がピークかもしれません。ですので、今後は、普遍的な価値のある医学部の人気がさらに強まる可能性もあるんじゃないかと思います。
Saki
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