「一時停止をしっかりと」 母娘2人が死亡した長井市の事故現場で取り締まり
山形放送
長井市の国道113号の交差点でことし10月、車同士が衝突し母親と娘が死亡した事故を受けて19日、事故現場で警察による交通取り締まりが行われました。 この事故はことし10月28日、長井市今泉の国道113号の交差点で軽乗用車と大型トラックが出合い頭に衝突したものです。軽乗用車には親子3人が乗っていて、このうち82歳の母親と56歳の娘が死亡しました。 19日は事故が発生した交差点で、警察による事故防止を目的とした交通取り締まりが行われ、制限速度オーバーや一時不停止などの違反をチェックしました。 長井警察署斉藤満・交通課長「きょう取り締まりをした交差点はこれまでも死亡事故を含め重大事故が発生している。一時停止標識を見やすくするなどの対応をしているので一時停止をしっかりしてほしい」 現場は国道113号と、ことし3月に開通した高規格道路「梨郷道路」との交差点で、事故後の対策の一つとして警察では、交差点からおよそ300メートルの区間を最高速度70キロから60キロに引き下げました。