紅白歌合戦 瞬間最高視聴率は35・9%…4年連続で40%に届かず
昨年の大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高世帯視聴率が第2部(午後9時~11時45分)の35・9%だったことが6日、分かった。午後11時44分、白組の優勝発表の場面だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 紅白の瞬間最高は21年が午後11時43分の39・3%となり、初の40%割れ。22年は午後11時39分の39・5%。23年は午後11時43分の6・7%。今回で4年連続して40%の大台に届かなかった。 今年の紅白で、個人では第2部の午後10時1分、西田敏行さんの追悼企画で24・9%をマーク。第1部(午後7時20分~8時55分)では、特別企画「歌って踊ろう!KIDS SHOW」から白組の新浜レオンの歌唱へと流れる午後7時56分、世帯31・7%、個人23・3%を記録した。 今年は平均世帯視聴率が第1部で29・0%、第2部が32・7%だった。23年は第1部29・0%、第2部31・9%で、2部制となった1989年以降でワーストの記録だった。今年は第1部こそ2年連続30%を割ったが、第2部は前年を0・8ポイント上回っていた。
報知新聞社