市制20周年記念で作成　リレー形式で15組

　三重県松阪市は来年1月の市制施行20周年に合わせて、市民歌「未来へ…松阪市」（岡西通雄作詞、馬場一嘉作曲、編曲）を市民らがリレー方式で歌いつなぐ動画を作成する。「みんなで歌おう！松阪市民歌！」と銘打って出演してもらう市内在住、または在勤か在学の5人以上の団体15組を募集している。動画は記念式典や市の広報活動に使用する。　 　市民歌は2007（平成19）年の市制施行3周年で市の花、木、鳥、市民憲章と共に市に対する誇りや愛着や一体感を市民に感じてもらおうと、市のイメージを描くシンボルとして作られた。歌詞は113点の中から東京都在住（当時）の岡西さんの作品を採用し、市の検討委員会が一部補作した。作曲、編曲は松阪市出身の音楽プロデューサーの馬場さん（57）が手掛けた。現在は市役所の昼休みに放送している他、市のホームページでも流している。 　市は、来年1月1日の市制施行20周年を前に「市民により一層市への誇りや愛着、市民としての一体感を感じてもらおう」と、今回の動画作成を計画した。 　出演を希望する団体の募集は11月17日までで応募多数の場合は抽選。市民歌をパート分けし、参加団体でリレー方式で歌いつなぐため、それぞれが歌うシーンは5秒程度とさびで、1～3番のいずれかを歌ってもらう。音源は市歌のカラオケバージョンになる。 　撮影は市担当者が行い、場所や日時は申し込み者の希望を踏まえて11月下旬から来年1月上旬を予定している。 　申し込みは、市ホームページの申し込みフォーム（https://logoform.jp/form/TY2e/764792）にアクセスして必要事項を記入し送信する。また撮影した動画は、市制20周年の記念式典などで放映する他、市ホームページ、公式SNS、行政チャンネルなどで公開される。 　問い合わせは市秘書広報局広報広聴課TEL0598（53）4312へ。