韓国アイドルの【直角肩】になる!鍛える前にまずするべき「3つのポイント」
「韓国アイドルみたいな華奢でエッジーな直角肩になりたい♡」そう思ってトレーニングをしてみてもどうにも近づかないというなら、それはリセットケア不足かも。ボディメイキングの神、村木宏衣さんが提案する実践するべき3つのポイントをご紹介! 〈画像で見る〉【直角肩】に近づく「3つのポイント」を詳しく解説!
教えてくれたのは……エイジングデザイナー
隠れ家サロン『Amazing♡Beauty』代表。長年のセラピスト経験を通して、筋肉や骨格、リンパ、3つの美の根本から整える「村木式」メソッドを確立。多くのメディアでゴッドハンドとして紹介され、女優やモデルにもファンが多い。ベストセラー『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』を筆頭に、多くの人気美容本を手掛けるヒットメイカー。
【直角肩】になるには、トレーニング&日常的な習慣の見直しが必要
デジタルガジェットを手放せない現代人は前かがみの姿勢でいる時間が長く、前肩や猫背など、ピンッと胸を張り、肩が一直線になっている【直角肩】とはほど遠い状態になりがちです。 その状態からいきなりトレーニングをすると、ゴツゴツする可能性が高く、不格好になってしまうことも。日常的な習慣から蓄積するダメージのリリースがとても大切に。まずは、【直角肩】を手に入れるために必要な3つの意識をお伝えします。
1.鎖骨から肩を動かす習慣をつける
「現代人の生活は、肩をしっかり動かす機会が少なく、ロックされたような状態になるため、凝り固まり、老廃物が溜まりやすくなるなど、肩のフォルムは美しくなりません。肩を意識的に動かし、肩まわりの筋肉を柔軟に保つことは、鎖骨を美しく際立たせ、肩のラインや鎖骨を水平に保つ、いわば、【直角肩】メイクの必須条件。 普段、『肩こりを解消しようと“肩まわし”や“腕まわし”をしているから大丈夫』というのであれば、注意が必要。腕のみを動かしていて、実際には肩はさほど動いていないというのが“あるある”です。『鎖骨から肩』という意識を持ち、胸鎖関節から肩をしっかり意識して動かしましょう」
2.肩を支え、安定させる広背筋や僧帽筋を鍛える
「鍛えすぎてゴツゴツなマッチョになると、華奢さが命の【直角肩】の定義から外れる気がしますが、肩をよく動かし、適度に筋肉をつけるような運動をすることは大切。肩を支えている広背筋と肩甲骨を司る僧帽筋を鍛え、柔軟性を出すことで、バランスのよい肩のラインが保てるようになります」
3.腕のねじれや巻き肩を阻止する前鋸筋を鍛えて“丸まり肩”を解消する
「スマホやパソコン作業による腕のねじれは、肩が前に出る巻き肩やストレートネックにつながり、鎖骨が老廃物に埋もれやすくなるなど、【直角肩】が遠のくデメリット。そうはわかっていてもスマホやパソコンを手放すのは現代には難しいですよね。 なので、腕のねじれを防ぎ、すでにあるねじれを改善するためにも有効な前鋸筋を鍛えることで【直角筋】を手に入れる一歩に。ただし、日常的に(!?)前鋸筋を使うのは“壁ドン”と直進する雑巾がけのときくらい……ということで、トレーニングとして鍛える習慣をつけることが肝心です」 撮影/市谷朋美 モデル/柊有紗 取材・文/金子優子 Edited by 髙橋 ミチル
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