『ライオン・キング:ムファサ』ワールドプレミアに出席したリン＝マニュエル・ミランダ　写真：Jesse Grant/Getty

映画音楽の作曲家リン＝マニュエル・ミランダが、人気アニメーション映画『ライオン・キング：ムファサ』の音楽制作について語った。彼は『モアナと伝説の海』の「どこまでも ～How Far I’ll Go～」でアカデミー賞にノミネートされた。大ヒットの『モアナと伝説の海2』には参加せず、『ライオン・キング：ムファサ』に取り組んだその理由を明かした。 リン＝マニュエル・ミランダ、『モアナ2』に復帰しなかった理由を明かす ミランダは2022年初めに『ライオン・キング：ムファサ』の脚本を受け取りすでに仕事を進めていたと語った。また『モアナ2』は元々テレビシリーズとして進行中で、エミリー・ベアーとアビゲイル・バーロウが関わっており、その後『モアナ2』が映画化されることが決まった時には、すでに制作が進んでいた。 『ライオン・キング：ムファサ』についてミランダは、「脚本を読んで、本当に驚きました」とワールドプレミアでTHR に語った。「ムファサとスカーについて私が知っていたことは完全にひっくり返っていて、歌がどうなるかははっきりと分かりました。『ライオンキング』は私を含め、非常に多くの人に愛されているので、それを正しく表現したいと思いました。」 監督のバリー・ジェンキンスとのコラボレーションも、ミランダにとって大きな魅力だった。ジェンキンスは、故ジェームズ・アール・ジョーンズへの敬意を込めて、彼のキャラクターに対する個人的な思い入れを語った。 興味深いエピソードとして、ジェンキンスはブルー・アイビー・カーターの演技について、母親のビヨンセが娘をサポートし、撮影現場で彼女の成長を誇らしげに見守っていたことを明かした。 『ライオン・キング：ムファサ』は12月20日に全米で公開される予定だ。 ※本記事は抄訳・要約です。