元櫻坂46・菅井友香が仕事をする上で一番大切にしていること「120%の力でやり遂げることで次に繋がっていく」
2024年はもう一歩進化できるような1年にしたい
お仕事ドラマでもある本作。菅井さん自身が仕事をする上で“一番大切にしていること”について伺うと、悩みながらも、「やっぱり“ご縁”ですかね」と語る。 「『チェイサーゲーム』の原作者である松山(洋)さんが、漫画の中で『たとえ始まりが運だったとしても、そこで出会ったいろんな人との縁を大切に、そこで努力し続けることは決して無駄にならない』といったことを書かれていらっしゃって。本当にその通りだなって心の底から共感したんですよね。ご縁があって任せていただけた一つ一つの仕事を、120%の力でやり遂げることを積み重ねていくことで、次の新たなことに繋がっていくんじゃないかなって。私はそう信じていますし、その気持ちを忘れずにこれからも続けていきたいです」
その言葉通り、2023年には主演舞台『新・幕末純情伝』をはじめ、明治座創業150周年記念『赤ひげ』にも出演するなど、着実に俳優としてのキャリアを重ねている。俳優としての楽しさは、どんなところに感じているのだろうか。 「2023年は舞台を2つ挑戦させていただいて、キャストの皆さんやスタッフの方々と一緒に、一つの作品を創り上げていく楽しさを改めて実感しました。ときには大変なこともあるけれど、どうしたら良い作品になるのか試行錯誤して、無事幕が上がる瞬間をみんなで分かち合えることは、他にはない喜びです。そして何より、観てくださった方々から、『ほんとに良かった。感動した』『おかげで明日からも頑張れる』と嬉しい感想を言っていただけるのも、『この仕事ってなんて素敵なんだろう』と感じる瞬間です。俳優という仕事の魅力は、そんなところにあるんじゃないのかなと思います。 今回のドラマも、どんな反響があるのだろうと考えると、とても緊張するのですが、少しでも誰かに寄り添える作品になっていたら嬉しいです」
グループ卒業、そして事務所移籍と、ここ数年大きな決断をし続けてきた。2024年のスタートが本作品となるが、「一皮剥けるような1年にしたい」と、決意を口にする。 「2023年末に大きく一歩を踏み出してから初めての1年になるので、これまで経験して学んできたことを大切にしつつも、もう一歩進化できるような年にできたらと思っていて。今まで応援してきてくださった方々に、『これまで見たことない菅井だ』と思ってもらえるように、何でも挑戦していきたいですね」
菅井友香/Yuka Sugai
1995年11月29日生まれ。東京都出身。2015年、欅坂46の1期生オーディションに合格し、翌年にCDデビュー。初代キャプテンとしてグループを牽引、2022年11月に櫻坂46を卒業。卒業後はバラエティやラジオ番組をはじめ、舞台やミュージカル作品への出演など幅広く活躍。本作が卒業後初のドラマ出演となる。