文化や習慣の違いをテーマに「留学生日本語スピーチコンテスト」12か国16人が出場
愛媛で学ぶ留学生が、日本での体験を通して感じた母国の文化や習慣との違いなどを日本語で発表するスピーチコンテストが15日、南海放送で開かれました。 21回目を迎えた今年は、県内の高等専門学校や短大大学で学ぶ12か国16人の留学生が参加し、1人5分の持ち時間で日本語のスピーチを行いました。
このうちベトナムからの留学生ドアン・フォン・クアンさんは、「私のお父さん」というタイトルで日本人ホストファミリーの男性について語りました。 約束ごとや食事の作法に厳しい男性の態度に、立派な日本人のように育ててくれようとしていると感謝の言葉を述べた後、いつか大きな声で「お父さん」と呼びたいと締めくくり、会場から大きな拍手を受けていました。
審査の結果、海軍での辛い訓練が自分を育てたとスピーチした韓国から愛媛大学への留学生、カン・ジェジュンさんが最優秀賞に選ばれました。 表彰を受けたカンさんは「残り3か月の留学期間も頑張って生活して、いっぱい思い出を作って母国に戻りたい」と挨拶していました。