【吉瀬美智子】美しさの秘訣―「更年期のゆらぎやエイジングによる変化は、大きくなる前の“気付き”が大切」
美しさと可愛らしさ、かっこよさを兼ね揃えた女優・吉瀬美智子さんが、VOCEウェブに登場!いつまでも変わらないその美貌の秘訣を聞いちゃいました。 〈画像〉いつまでも美しい!「吉瀬美智子のインタビューショット」
「自分の小さな変化に気付くことで、無理なく美容ができる」
──年齢を重ねて、内面やビジュアル面で変化を感じたことはありますか? 「最近は更年期によるホルモンバランスの崩れが始まったり、画面に映ると昔よりも頬が下がってきたなとか感じることもありますね。でもそういう変化って受け入れるしかない部分もあるし、自分の考え方次第だなって思うんです。私の職業はずっとキレイでいれば成立するわけではないので、むしろ自然なエイジングも大切。美容外科で若さをキープすることもできるかもしれないけれど、60歳になっても20代のような肌でいたら、それはそれで限られた役しかできなくなってきてしまうじゃないですか。そういう仕事だから自分も受け入れられているのかもしれないですね」
──エイジングによる変化と上手に向き合うコツはなんだと思いますか?
「多分長い間ずっとケアをしていないと、いきなり大きな変化を感じてショックを受けちゃうと思うんですよ。だから、ちょっとした自分の変化に気付いてすぐに動けるように、アンテナを磨いておくのが良いんじゃないかなと思います。レッドカードになる前に、イエローカードの段階で何かの対策やケアをする。気付いたときにスタートすれば手遅れにはならないから。
私は面倒くさがりなので、基本的に継続することが苦手なのですが(笑)、“気付いたときにやる”という意識は常に持っているので、変化があれば何かしら対策をするようにしています。デニムのサイズがキツくなってきたらジムに通って少し引き締めたり、ちょっと肌の調子が悪くなってきたら特別なシートマスクをしたり。常に自分の変化に気付いてその対策を繰り返すことで、大きな変化は自ずと少なくなってくると思うんですよね。自分に合わないことをすることが一番ストレスが溜まりますし、無理しないほうがメンタルにも良いんじゃないかな」
吉瀬美智子(キチセ・ミチコ)
PROFILE:1975年2月17日生まれ、福岡県出身。1999年雑誌モデルとしてデビュー後、2007年本格的に女優へと転身。ドラマ『ブラッディ・マンディ』(’08)や『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(’14)、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(’18)など、多くの話題作に出演。今後は映画『帰ってきた あぶない刑事』が5月24日に公開予定。 撮影/楠本隆貴 ヘアメイク/山下景子 スタイリング/道端亜未 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72・TEAM TAKAHASHI) Edited by 沈 晨棟
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