「今年の目玉」広島の新井監督が青学大・常廣羽也斗を絶賛 競合の場合は「私が当たりくじを引きたい」
広島の新井貴浩監督が26日のドラフト会議を前に、1位指名を公表している青山学院大学の常廣羽也斗投手について、「今年の目玉だと思いますし、全てのボールが一級品だと思います」と思いを口にしました。 【画像】山形中央高の「二刀流」武田陸玖選手など山形県関係6人に注目 スカウトが用意した資料や映像は全てチェックしたという指揮官。1番乗りで公表した常廣投手については、「スピンの利いたまっすぐ、全ての球種がウイニングショットに使える。何年後かにはチームの中心になれる、核となれる素材を持ったすばらしい投手だと思います」とたたえました。 常廣投手は東都大学リーグで春秋連覇に貢献。秋は9試合に登板し3勝3敗、防御率1.69で最優秀投手に輝いた右腕は、先発で起用したいと話しました。 監督として臨む2度目のドラフト会議。昨年は斉藤優汰投手を一本釣り。今年は競合が予想されることについて聞かれた新井監督は、「くじになった場合は私が当たりくじを引きたいと思います」と堂々宣言。 また、右腕で引くのかと聞かれると、「当たり前じゃないですか。利き腕で力でいきます」と力強く話しましたが、「できれば競合して欲しくない・・・」と本音をのぞかせ記者を笑わせました。 「競合したときのようにくじ引きを青山学院の先輩の小窪(哲也)コーチを呼ぼうかなと。常廣くんも青山学院なので、競合した場合は小窪コーチが引かせてくださいって言っていたので」 「でも、君じゃダメだと。間違いなく私の方が運があると。こんなこといって外れたらぼろくそ言われるね」