A.B.C-Z戸塚祥太が初のソロライブ開催 「みんなで幸せになろう」と伝え続けた公演をレポート
SMAPの『Fly』、錦織一清の『Replicant Resistance』をカバー
そして、戸塚は「尊敬している先輩方の曲をカバーさせてもらいたいと思います」と言い、歌い始めたところで演奏をストップし、苦笑いした。 「一つ伝えるのを忘れていました。ここから3曲はスマホで撮影可能です」 観客はスマートフォンを構えると。SMAPの『Fly』、錦織一清の 『Replicant Resistance 』をカバー。自身の楽曲『Lonely Dancer』も披露した。 さらに華やかなライティングのもと、戸塚は汗を滴らせた。『If you don’t know break up you don’t know love』で表現力豊かなダンスパフォーマンスを見せると、「まだまだいけますか!」と呼びかけ、ラストスパートへ。ギターをかき鳴らし、歌声を響かせた。観客もそれに呼応して腕を振り上げた。一体感はさらに高まり、本編全16曲を駆け抜けた。 その後、大きなコールに呼ばれ、再登場した戸塚は「名前を呼んでくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。そして、「呼吸できてますか。居心地悪くないですか」と確認。「子どもの頃、友達の家に招かれて遊びに行ったけど、ちょっともう帰りたいな……みたいな感じになってないですか」と独特の例えで問いかけると、客席からは「最高!」のレスポンス。戸塚はそれにほほ笑んで「はい。最高! ありがとうございます」とうなずいた。 アンコールで披露する曲については「こんなこともあろうかと、準備していた曲があります」と切り出した。 「たくさんの曲を歌わせていただきましたけど、自分が一番リスペクトしている、尊敬している、世界で一番かっこいいと思っているそんなグループの曲を歌いたいと思います。みなさんも多分、知っている曲だと思います。知らなかったら、ごめん!」 披露したのは、A.B.C-Zの楽曲『頑張れ、友よ!』。戸塚、バンドメンバー、客席、一体となり、最後を締めた。歌、演奏、詩の朗読、ダンス。ソロの戸塚はあますところなく、自身の魅力を見せつけた。
ふくだりょうこ