「VARの意味がわからない」 プレミアリーグでまたも疑惑の判定か? 見逃されたPKにニューカッスルFWは不満
VARの存在意義を問うべきか?
15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分、ニューカッスルはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。2-3で敗れた。 [ハイライト]マンチェスターユナイテッドvsニューカッスル またもプレミアリーグで疑惑の判定が生まれた。ニューカッスルが0-1のビハインドの状況の前半35分、敵陣でボールを奪ったニューカッスルFWアンソニー・ゴードンがペナルティエリアに進入。ゴードンはユナイテッドのMFソフィアン・アムラバトにつかまれたように見えたにもかかわらず、PKとはならなかった。 倒されたゴードンはこの判定に納得がいっていない様子だ。英『BBC』が試合後のゴードンのコメントを伝えている。 「見返してみたが、明らかなPKだ。彼(アムラバト)が僕のアキレス腱を蹴って、背中を押したんだ。だからアピールしなかったんだ。VARのチェックを待って、チームメイトには『明らかなペナルティだった』と伝えた」 「ピッチ上でレフェリーが間違った判断をするのは構わないが、VARの意味がわからない。なくすか、もっと良くするか。ミスが多すぎるんだ」 VARが導入されてからも物議を醸す判定は後を絶たない。正確な判定を下すために導入されたはずのテクノロジーだが、今もなお多くの疑惑の判定を呼んでいる。いま一度、VARの“存在意義”を見つめ直すべき時なのかもしれない。同メディアは、最後に元イングランド代表ウェイン・ルーニー氏のVARに対するコメントも取り上げた。 「私はVARが好きではない。もしVARの判定がすべて正しいのであればそれでいいが、試合から楽しみを奪っている。審判に“審判”を任せた方がいいし、彼らがミスをすることは理解できる」
構成/ザ・ワールド編集部