〔NY外為〕円、150円台後半(22日朝)
【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク外国為替市場では、円売り・ドル買いの流れが一巡し、円相場は1ドル=150円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は150円85~95銭と、前日午後5時(150円77~87銭)比08銭の円安・ドル高。 円安・ドル高地合いとなった海外市場の流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場ではやや円売り・ドル買いが優勢で取引が始まった。ただこの日朝方は主要な米経済指標の発表がなく、取引材料に乏しい状態。米長期金利の低下を背景にドル売りも出ており、円相場は150円台後半でもみ合いとなっている。 日銀の金融政策決定会合を来週30、31両日、米大統領選を来月初旬に控える中、様子見気分も強い。 市場は、午前に予定されている米フィラデルフィア連邦準備銀行のハーカー総裁の講演内容にも注目している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0810~0820ドル(前日午後5時は1.0809~0819ドル)、対円では同163円10~20銭(同163円03~13銭)と、07銭の円安・ユーロ高。