水原氏が勝手にアクセス送金「ここは少し説明してほしかった」弁護士・清原博氏が指摘
国際弁護士の清原博氏が26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、ドジャース大谷翔平の声明発表について解説。大谷が水原一平氏について「僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた」と説明したことについて「ここは少し説明して欲しかった」と述べた。 この日は番組冒頭から大谷の声明発表を取り上げ、多くの時間を割いた。その中で大谷は、賭博には一切関わっていないこと、今回の件についてはショック以上の感情を持っていることなどを述べ、水原氏が大谷の口座から送金できたのは「僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた」と説明していた。 声明発表をするまでは、今回の送金がどのような性質のお金なのかを大谷自身が知っていたかがポイントとされていたが、今回の声明発表で、大谷は一切知らなかったと説明している。 これに清原氏は「口座からお金が減っていることも、恐らく本人は知らなかったと思いますよね。本当にどういう理由で送金されているか知らないままということですね」とコメント。だが「ただ、この部分。大谷選手に無断で大谷選手の銀行口座にアクセスしたという、これはやっぱりここは少し説明してほしかった」と述べた。 「なぜ水原氏が他人である大谷さんの銀行口座にアクセスできるんですか?と。普通、口座にアクセスするには、セキュリティが何重にもありますから、それを乗り越えるのは難しいわけで。どういうことで水原さんができたのか、疑問は残る。そこは説明して頂きたかった」とコメント。 ただ「それは大谷選手自身も分からない事なのかもしれない。自分の知らないところで勝手にやっていること、これは水原さんに聞くことであり、捜査に委ねるべきことで、記者会見の段階では自分の認識をしゃべるところですから、自分の全く知らないところでアクセスしたというわけだから、本当に知らなかった、どうアクセスしたか知らないわけだから、説明しようがないということかもしれない」と、大谷自身も水原氏がアクセスできた理由が分からない可能性も指摘していた。