【RWS】石井一成と松田龍聖がドローも、松田が驚異のポテンシャルを見せつける
RWS JAPAN 2024年4月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBA 【写真】松田の華麗な後ろ蹴り ▼メインイベント(第9試合)バンタム級(53.50kg)3分3R △イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション) ドロー 判定0-0 ※28-28×3 △松田龍聖(大原道場) 石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤックを相手に衝撃の初回KO勝ちを収めた。 対する18歳の松田は2021年8月8日にNJKFのリングでプロデビュー。ホーストカップを主戦場にし、2023年3月には滉大(及川道場)を破ってHOOST CUP日本スーパーフライ級王座を獲得。同年10月には、山田航暉に勝利し、前戦となった12月のリティグライ・ゲーオサムリット戦では1RTKO勝ちを収め、現在11戦11勝の無敗を誇る。 1R、両者慎重な出足。松田は右カーフを狙い撃ちにし、左インローも蹴る。イッセイは右ストレート。両者とも手数が少なく、レフェリーから注意を受ける。ここで松田が攻めていき石井も打ち合いに応じると、イッセイの左インローが急所に入って松田がバランスを崩して倒れ、これがダウンとなる(タイのレフェリーはローブローでもダウンを取ることが多々ある)。立ち上がった松田は右フックで反撃。オープンスコアは10-8×3でイッセイ。 2R、松田がパンチを当てていく中、イッセイも左フックをヒットさせて前へ出ていくが、ハンドスピードの速い松田の右がヒットする。さらに松田はイッセイを投げ飛ばすなど荒々しいところも見せる。オープンスコアは10-9×3で松田。 3R。松田は不敵にもノーガードになってイッセイを挑発。イッセイのパンチをもらってもすぐに打ち返す松田が右でヒットを奪う。ヒザも突き刺す松田。イッセイは打ち合いに行くが、打ち終わりに松田のパンチをもらってしまう。 判定はジャッジ三者とも28-28でドロー。両者痛み分けとなったが、12戦目にしてイッセイと互角以上に戦った松田がその恐るべきポテンシャルを満天下に知らしめた。
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