元フットサル日本代表の星翔太が電撃現役復帰!「やりきって引退を決めた自分の心に火をつけてくれた」|Fリーグ
4月8日、フウガドールすみだは星翔太の加入を発表した。 【映像】“狂犬注意”!?日本屈指のストライカーが3年ぶりにFリーグの舞台へ
歴代屈指のストライカーが3年ぶりの復帰
2021シーズンで現役を引退した“狂犬ピヴォ”が、Fリーグに帰ってくる。 今年で39歳を迎える星は、元フットサル日本代表の北原亘らとともに「森のくまさん」を結成し、フットサル選手としてのキャリアをスタート。2009年にはすみだの前進であるFUGA MEGUROで関東リーグ3連覇と全日本フットサル選手権を制覇。2009年にバルドラール浦安に加入しFリーグデビューすると、同年にはフットサル日本代表に初選出され、デビュー戦の親善試合で2得点を決めるなど、早々にストライカーとしての実力を発揮し注目を集めた。 2011-2012シーズンにはスペイン1部リーグでプレーし、翌年浦安に復帰。2017-2018シーズンには長年過ごしたクラブを退団後、名古屋オーシャンズに加入した。2021年に自身2度目のワールドカップに出場すると、強豪・スペイン戦でゴールを奪うなどグループリーグ突破に貢献。決勝トーナメントのラウンド16ではブラジル相手に先制点を決め、日本のフットサル史に残る活躍を見せた。 ワールドカップの激闘を終え、2021-2022シーズンで現役を引退した星は、一般企業に就職。営業マンとして競技の第一線から離れた生活を送っていた。 この度の星の電撃加入に伴い、すみだは4月5日、クラブ公式SNSにて告知動画を投稿。ファン・サポーターからは「なんだ!ワクワク!」「楽しみすぎる!」という声のほか、長らくすみだの監督を務めた「須賀(雄大)さんか!?」などさまざまな憶測が飛び交っていた。 覚悟の現役復帰に際し星は公式ホームページにて、若手が多く集まるチームに対し「過渡期にあるフウガドールにおいてリスクを恐れずにベテランにチャンスを与えてくれたクラブに感謝したいです」とコメント。「やりきって引退を決めた自分の心に火をつけてくれました。クラブ、チームメイト、サポーター、応援してくれる方々のために全てを出し尽くします」と熱い思いをつづった。