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〈山形―岡山〉前半、山形のＭＦ土居聖真（中央）が相手と競る＝天童市・ＮＤソフトスタジアム山形

前半34分、０－２とされ肩を落とす山形の選手

　サッカーＪ2で4位のモンテディオ山形は1日、天童市のＮＤソフトスタジアム山形でＪ1昇格プレーオフ（ＰＯ）準決勝で5位の岡山と対戦し、0－3で敗れ、10年ぶりのＪ1昇格はならなかった。ＰＯでの敗退は、2022年のＪ1参入ＰＯから3季連続。 　山形は前半31分に岡山に先制を許すと、立て続けに3分後にも失点し、前半を0－2で折り返した。後半9分にＤＦ川井歩がレッドカードを受け退場となり、10人となった山形は反撃に出たが、相手ゴールを揺らすことはできず、同39分に3点目を奪われて敗れた。 　年間順位で下位のチームとの戦いのため、山形にとってＰＯでは初のホーム開催。観客1万8006人の大部分を占めた山形サポーターから大きな声援を受けたが、地の利を生かせなかった。